画像集
◆平壌の地下鉄 ホームのシャンデリアが豪華
◆平壌の地下鉄 ホームのシャンデリアが豪華 その2
◆平壌の地下鉄 改札
◆平壌の地下鉄 車内
◆平壌の地下鉄の駅
◆平壌の地下鉄 車内その2
◆平壌の地下鉄 路線図 2つの線がある
◆平壌の地下鉄の地下道
◆平壌のトロリーバス
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【連載その5】神戸学生・青年センターの北朝鮮旅行に同行して
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(株)マイチケット 山田 和生
6月15日より6月22日まで8日間、神戸学生・青年センターが
呼びかけた北朝鮮への旅行に同行したレポートの5回目。
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■□■ 「歩く暮らし」と車椅子 ■□■
開城の北24kmにある朴淵の滝は、バスを降りた駐車場から滝までの道がちょっとしたハイキングコースのように整備されている。ちょうど大阪の箕面の滝のように川に沿って楓のトンネルがあり、秋になればすばらしい紅葉がみられるだろう。川縁の散策の道には大理石の石碑やベンチもある。同行のガイドの金さんが、地元の人々が河原のバーベキューで、鮑のガソリン焼き楽しむ方法を解説してくれる。しかし、金さんの話に出てくる、地元の人の姿を全く見ることができなかった。
そういえば、我々が訪れた高麗時代の王の墓などを開城周辺の観光地のどこにも地元の人の姿はなかった。
この時期が田植えの農繁期であるせいかもしれない。
朴淵の滝から宿泊先である開城の民俗旅館に向けてバスは山道の峠を越えて走った。やはりここでも車はほとんど走っていない。その割に、道はよく整備されている。舗装されていない道に轍(わだち)がないのは日照りで乾燥が続いたからかもしれない。
6月19日火曜日、平日の夕方6時ごろ、日本と時差のない朝鮮では、東経135度より西にある分だけ日没が遅い。日暮れまで、まだ2時間ほどある。1日の仕事を終えた人々が小雨の中歩いている。農作業を終えた人々、カーキ色の軍服を着た人、中には自転車の人もいるがほとんどの人が長い長い山道を家へ向かって歩いている。煙突から夕飯の煙が上がる我が家への家路を、早足で急いでいる。村の集落の間隔は5kmぐらいだろうか。もっと離れているかもしれない。朝に夕に、ここに暮らす人は、いくつも峠を越えて歩いている。
平壌・開城間の高速道路の上を歩く人々の数は、自動車の数よりはるかに多い。朝も昼も夕方も、どの時間帯にも、高速道路を、歩いて移動する人の姿がある。高速道路は山の中や平野を突き抜けて走っているので、途中に村のない区間が長い。ここでも、人々は、かなりの距離を歩いている。
農村での人々の暮らしは長い距離を歩くことで成り立っている。こういう暮らしの中で、歩くことが不自由な人はどうしているのだろう。農村でも町でも、車椅子の人を見かけることは一度もなかった。
平壌での都市交通は地下鉄・トロリーバス・路線バス・タクシー・路面電車である。2両連結の路面電車は本数も多い。速度が速くて市内の移動手段としては快適な乗り物だ。しかし、路面電車も、トロリーバスも、路線バスも乗り降りの段差は大きい。
地下鉄には2本の路線があり、私たちは、終点の復興駅より栄光駅までの1駅を体験乗車することができた。料金は一律の方式をとっていて、コインを改札の機械にそのまま入れる。改札を抜けると次はホームまでのエスカレータに乗る。日本と同じである。このエスカレータが長い。地下100メートルほどもあるだろうか。そしてその長い長いエスカレータの速度が日本よりかなり速い。ガイドの金さんに確認したがエレベータはないそうだ。
次号に続く
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