カンボジアスタディーツアーレポート
期間:2003年8月26日〜9月1日 横田啓さん
「カンボジアこどもの家」スタディーツアーの感想 横田啓 (19歳)
私は大学で医療を学んでいるので、それを活かすことを何かできれば、と思い、今回のスタディーツアーに参加しました。しかし、実際にカンボジアに行って自分にできることはほとんどありませんでした。できることといえば、ギターを抱えて子どもたちと一緒に大声で歌を歌ってはしゃいだり、学校で次から次にやってくるちびっ子たちをおんぶして走り回り、汗まみれになって「暑いっちゅうねん」と降参するまで遊ぶことくらいでした。まだ二年生で医学的知識も不十分な自分でもできることがあるとすれば、カンボジアこどもの家と日本を医療の分野でつなぐ橋渡し役となることだと気付きました。
ポイペットの病院・診療所を子どもの家のスタッフの方に案内していただきました。設備は決して十分なものとはいえませんが、そこにかかることすら多くの子どもたちには経済的に困難です。実際に、スープをこぼしてもすぐに処置が受けられず、重度のやけどを負ってしまった子どもが何人もいたそうです。そういった場面で役立つ応急処置のマニュアルを作ることができればと考えていたので、スタッフの中井さんにその必要性をお聞きしたときには、「よっしゃ、やってやるぞ」と決心しました。日本に帰ってから知識の豊富な先輩や医師にアドバイスをもらい、応急処置の英語の本を日本語にして、子どもの家のスタッフの人に伝え、そこで必要な情報を選んでポイペットに還元していただく、という話がまとまりました。これからが本番です。仲間を募りながら、自分たちなりにできることを細く長く続けていきたいと思っています。
カンボジアでの滞在自体が楽しく、充実していたのはもちろんのこと、今後の活動のきっかけともなる大変有意義なスタディーツアーでした。今回お世話になりましたマイチケット、カンボジアこどもの家の皆様、出会った全ての方々に感謝しています。本当にありがとうございました。