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 参加する。体験する。考える。「カンボジアこどもの家」

スタディーツアー・ボランティア体験参加者よりの声



期間:2004年1月31日〜2月6日  平地治美さん(千葉市)

 以前から行きたかったこどもの家へ,やっと行くことができました。栗本さんと知り合った数年前から何度かお話を聞き,いつか行ってみたいと思っていました。
 空港からバスで国境へ着いたときは,「とんでもないところへきてしまった」と思ったけれど,そこから村へ行くと同じ国とは思えない平和なところでした。かなり伐採されたとはいえ,バナナやパパイヤ,豆科の大きな植物がたくさん繁っています。時間の流れ方が日本とはまったく違い,1日がとても長かったです。かといって退屈というわけではなく,不思議な感覚でした。日本にいるときは,いつも「何かしなくては!」というようなせきたてられるかんじがあったのですが,そういうものを取り払ってくれる何かがあそこにはありました。
 中井さんに市場へ連れていってもらったり,学校を見学させてもらったりして毎日過ごしました。それから,近くの村の方々の治療をさせていただきました。日本ではあまり見られない栄養失調が原因の疾患が多かったです。ただ,それは食べ物がないからではなく,栄養に関する知識がないことも原因になっているように感じました。病院へ行くことができない人が多いこの国では,病気にならないようにする支援が必要だと思いました。

 ハンモックに揺られながら考えたのは,東洋医学と支援活動は似ているなということです。東洋医学は,患者さんがもともと持っている
自然治癒力がうまく働くように,鍼灸や漢方薬などを使って少しだけ手助けをします。したがって,治すのは私達治療者ではなく患者さん自身です。それは症状を力ずくで押さえ込む近代西洋医学とは全く反対の考え方です。
栗本さんのお話を聞いていても,支援のしかたも大きく分けるとこの二つになるような印象をうけました。

 中井さんには何から何まで御世話になりました。年齢も近いせいもありとても楽しかったです。これからもお身体を大切に楽しんでください。栗本さんともゆっくり話す時間があり嬉しかったです。こんど行く時までに,少しでも会話ができるよう勉強していきたいです。
受け入れてくださった皆様,ありがとうございました。
再会を楽しみにしています。