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参加する。体験する。考える。「カンボジアこどもの家」
スタディーツアー・ボランティア体験参加者よりの声

滞在期間 8月25日〜9月10日 O.Y.さん (兵庫県・女性) 


 はじめに、私に大きな影響を与えてくれた、C.C.HOMEのスタッフの皆さん、栗本さん、洋介さん、やよいさん、マイチケットの藤原さん、スタディーツアーのみんな、そしてカンボジアで出会ったみんなに心から感謝します。
 こどもの家について1日目、みんなで自己紹介をした時、自分の参加動機があまりにもアサハカであることがとても恥ずかしかった。栗本さんの話を直接聞いたこともなければ、ボランティアと名のつく活動に参加するのも初めてで、これといった特技もない。私には自己紹介で言うことがなかった。
 自分には何ができるのか考えたが(参加を決める前から考えていたことだったが)何も思いつかなかった。むしろ何もできるはずがないと決め付けていた。こどもの家で栗本さんの出された本などを読み、ますますなにをすればいいのかわからなくなってしまった。
 実際、私は前々からポルポトについて調べたかった。でも聞いて良いものかわからず、勝手に聞けないことだと思っていた。行きの車のなかで、栗本さんが「ポルポトは国民のことを考えていた指導者だった。今の人は大体がポルポトをヒーローだと思っている。」と仰って、自分の中でとても混乱してしまったが、突っ込んで聞くことができなかった。私はあまりにも自分に自信がなかった。
 でも、ハンモックで暮らす親子のことを栗本さん含めみんなで話し合った時、栗本さんがあることを仰った。親子のことでもハッとして光が差した気がしたが、数日間考えていたことの答えというか、自分の中で何かが吹っ切れた気がした。自分に自信がないのに、どうしてだれかと友達なんてなれるのだろう。何もできないと決め付けていて、どうして私はここに来て、ここにいるのだろうと思った。 
 そして、キャンプ場の壁にみんなで壁画を描く話と、日本語教室の先生をするという話がきた。でもいざ行動してみると、私は絵が書けないし、ただウロウロしているだけだったし、私の日本語教室1日目の終わりにチャンタレアから「また来年!」と言われてしまった。(意味がわかって言ったかは分からないけれど)どちらのことについても、いたらない部分、考え不足な部分が多かった。1つのことを行動に移すのに、考えるべきことがたくさんあった。
 でも自分自身本当に楽しんでいたし、考えさせられることや悲しくなってしまうこともあったけれど、色んなこと(例えば食事も移動も壁画も日本語教室もゲームもおしゃべりもサッカーも買い物も)が楽しくてしかたなかった。自己満足と言われればそうかもしれない。でも私は私なりにやったつもりだし、迷惑もかけたけれど、少しはみんなに喜んでもらえたのではないかと思っている。
 今回私は自分から何か行動することができなかった。そこが本当に心残りだし情けないし、変われるようになりたい。でも自分の内面を見ると、考え方や意識がかなり変わったのではないかと思える。反省もたくさんある。でも楽しかったことやうれしかったことは挙げればきりがない。多くの参加者の方が、「日本にはない豊かさ」について書かれているが、私も本当に共感した。このスタディーツアーは私に多くのかけがえのないものをあたえてくれた。オーバーに聞こえるかもしれないが、今の私の素直な気持ちである。
 もっともっとカンボジアと言う国・人について知りたいと思う。短い期間でしたが、本当に楽しかった。