表紙へもどる

参加する。体験する。考える。「カンボジアこどもの家」
スタディーツアー・ボランティア体験参加者よりの声

滞在期間 9月17日〜9月23日 小西小百合さん(埼玉県・女性)


 『海外へ行くのは二度目という海外経験がない私は、ワクワク・ドキドキで胸がいっぱいだった。これは、「楽しみ」を表したものであり、不安は特になかった。
 どんな国なのか、どんな子どもたちがいるのか。早く知りたい!早く見たい!そんな気持ちで日本を経った。
バンコクに着いてからも早くカンボジアの国境を渡りたくてうずうずしていた。バンコクで一泊し、いざ出発!
 車に乗り込む、だんだんと周りの景色が寂しくなっていく・・・。「楽しみ」のドキドキが、急に「不安」を意味するドキドキへと変わっていった。車から降りると、私たちに近づいてくる者、じろじろ見る者が周りを囲んでいた。どうしたらいいか分からず、ただただ不安でいっぱいだった。

 二種類のドキドキから始まった私の旅ですが、最初と最後で自分が一番変わったと思うことを話したいと思う。それは物乞いの子たちを見る目である。
 国境付近には沢山の物乞いの子たちがいる。覚悟はしていたものの、初めて見る私はどう反応したらいいのか分からず、ただ無視し、なるべく見ないよう前を歩く人の背中だけを見て歩いてた。この時の感情は正直彼らが「怖い」だった。
 ポイペットに着き現地スタッフの方たちや、村の人たちを見ていくうちに、カンボジアの人々に慣れていった。C.C.HOME付近で会う人たちを「怖い」なんて一度も思わなかった。自然に彼らを「人」として接することができていたのだ。

 3日目私は仲間たちとシェムリアップに行った。遺跡をめぐる途中や、市場で沢山のカンボジアの人々と出会い、話をし、一緒に笑った。
 ここにも居るのが、物乞いの子どもたち。ドキドキしたか?「怖い」と感じたか?答えはNOだった。たった数日で私は彼らを「人」として見ることが出来始めていた。もし、クメール語ができたら話しかけたい、そんな気持ちで一杯だった。

 ポイペットからタイへ入国する時、初日と同じ国境ではもうドキドキはしなかった。彼らを「怖い」とも思えなかった。何か言葉を交わしたくて知ってる単語を並べてみるが、返事はない。返事がないことに悲しくなった。いつか彼らと会話ができるくらいクメール語を勉強
したい、そんな気持ちだった。

 ドキドキから始まった私の旅は次のSTEPを踏み出すきっかけを作ってくれた。私を変え、沢山の笑顔を見せてくれたカンボジアの人々にオークン(ありがとう)を言いたいです。』

短いですが、終わります。