滞在期間 9月17日〜9月29日 岡本舞子さん(東京都 女 20歳)
帰国後のレポート
今回のカンボジア子どもの家での体験が、私の学生の頃からずっと行きたかった、初の海外ボランディアとなりました。それだけに気合十分で臨みました。
やりたい事や勉強したい事は山程ありました。下手に知識を詰め込んで行くより、思い切って真っ更な状態で行き、色々な事を吸収しょうと思い、参加しました。
しかし、その様に無知で甘い私に出来る事はあまりにも少なかった様に思います。
まず、子どもたちとの遊びの中から思ったことです。折紙や、しゃぼん玉、お絵かきや手品・・・子どもたちが好きそうな玩具は持って行ける限り、荷物の中へ詰め込みました。カンボジアの子どもたちに日本の文化や日本の遊びを伝えたかったからです。実際確かに子どもたちは楽しんで遊んでくれていた様に思います。しかし、カンボジアの子どもたちは、サッカーや水遊び、ダンスや歌など、道具をほとんど使用しない、彼ら自身が自然の中から生み出した遊び方を知っていました。私は日本の文化などと言いつつ、私自身既に物が有り余っている日本社会に飲み込まれていたと言う事に気付かされ私には何も出来る事がないかもしれないという焦りや不安で情けなくもなりました。
そして次に国全体への支援について述べたいと思います。首都プノンペンやシェムリアップにはNGOなどからの支援は多い様ですが、ポイペットまでには行き届かず、ポイペットは栗本さんがほぼ一人で造り上げた教育の村になっていました。カンボジアの政府も今後のカンボジアの事を考えるのならば、カジノなどの目先の利益に捉われず、やはり未来を担ってゆく子どもたちの教育環境を整えたり、就業支援、職業訓練などの場を増やしていく必要があるのではないかと思いました。
この様な思いや現状でしたが、しかし私は何よりカンボジアのSTAFFや子どもたち、村の人々と出会えて良かったと思いました。知識より経験より何よりの私の財産です。子どもたちには人として大切なとても可愛い「笑顔」が残されていました。それだけでも十分な今後のカンボジアの活力となることでしょう。
この笑顔が今後とめどなくあるために、私は日本で勉強に励み、私がどの様に支援出来るかを考えていこうと思っています。
少し長目に滞在させてもらった私には、その分良い意味で多いに未練が残った様です。しかしこの気持ちを糧に頑張れると思います。