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参加する。体験する。考える。「カンボジアこどもの家」
スタディーツアー・ボランティア体験参加者よりの声

滞在期間 2004年10月27日〜11月1日 立澤桂子 58歳(埼玉県)


帰国感想文
 友達を通して栗本氏を知り、彼の活動している村に行きたくなりました。
自分自身で生きている子供たちの逞しさがあらゆる場面で印象的です。
 家族の愛があればこどもは不幸では有りません。その上で水が有って、食事が出来て、学校に通えて、その後どんな仕事でも得られればなお良いですね。

 犬を始め動物たちが全て放し飼いにされて人間と同じ仲間で生きていました。
 ヤモリもかえるもトカゲもその他あらゆる生き物も仲間でした。
 犬はストレスが無いのか初めての私たちにも一度も吼えなく、夜の外の人には唸って番犬の役目は果たしていました。早朝、昼夜とガアガアとうるさく鳴くガチョウのガアコ達も高価に売れる卵を産む為に一所懸命生きていました。
 きれいにお掃除したフロアーを動物たちは大、小便をお構いなし、こどもたちは当たり前のように又掃除していました。
 皆がそれぞれ必要とされ大事にされる生活を見ました。

 可愛い子供たちを見ると日本の感覚で何かを与えたくなってしまう。スタッフに何回も諭されました。
 可愛いので、むやみに与えてしまう事がどんなにこどもの心に良くないかをスタッフは教えてくれました。日本に帰って一番気をつけなければいけないことです。

 日本では豊かな中で落とし穴があり、自分は必要では無いと感じてしまう人が少なくありません。
そういう人たちが自殺したり、引きこもったりしているのでしょうか。
 日本のこどもの弱さ、甘え、依存心が気にかかります。(深く考えないで物を与えてしまったのも一因かもしれませんね)
 どんな事をしても生きていかなければならないカンボジアの人たちに学ぶ事大いに有りますね。

 タイの上空を飛んで、長く続く灌漑用水の発達を見て、カンボジアでも大きく進められれば良いなと思いました。
 税金が無いこの国はこの先どのようになっていくのでしょうか。
 大きな施設はほとんど外国の援助で作られている。
 若い人々はこれらをどのように感じているのでしょうか。矛盾を感じてもどうにもならない社会の仕組みがあるのでしょうか。
 国の宝を育てる教師の待遇を良くして、優秀な子供たちは全て高度な教育を受けられるように、そして彼らが国の為に命がけで働けるように、国のシステムが動く事を遠くより祈っています。