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参加する。体験する。考える。「カンボジアこどもの家」
スタディーツアー・ボランティア体験参加者よりの声

期間:2005年3月16日〜3月21日 作成:自治医科大学2年 利府数馬さん(栃木県)



〜参加レポート〜

1. 目的
カンボジアの国境の町、ポイペットでの栗本英世さんの活動の実際の状況を見ながら、そこで活動するスタッフの人々、栗本さん本人に話を聞いたり、現地のカンボジア人の人々との触れ合いを通して、支援とは何なのか?人の幸せとは何なのか?そして、国、地域の発展はどうしたら起こっていくものなのか?ということを考えるきっかけを現地で得る。

2. 活動報告
3月16日(水)第一日目
 8:45 集合 成田空港出発ロビー3階、タイ航空カウンター前
 10:45 成田空港出発
 15:00 バンコク空港到着
     子供の家スタッフによる出迎え
 18:00 夕食
 19:00 バンコク市内 24INN HOTELにて宿泊
3月17日(木)第二日目
 07:30 集合・その前に朝食をとって
 11:30 アランヤプラテートに到着
 12:30 国境を越え、こどもの家に到着・昼食
 14:00 ポイペットの市場を見学
 18:00 夕食     子供の家キャンプ場宿泊
3月18日(金)
 07:00 朝食
 <活動内容>
 学校見学、移動図書見学、カジノの見学
 18:00 夕食・参加者がひとり増える。
3月19日(土) 
 07:00 朝食
 08:00 近くの学校・市場を見学
 12:00 昼食
 14:00 壁作りの手伝い
 18:00 栗本さん、ロータリークラブの方々とのバーべキュー
 20:00 討論会(?)
 01:00 就寝
3月20日(日)
 06:00 朝食
 07:00 バレー大会開催、お手伝い
 13:00 閉会
 〜昼寝〜
 17:00 サッカーの見学
 18:00 夕食・その後栗本さんとの話し合い
3月21日(月)
 07:00 朝食
 08:00 近隣地域にある二つのヘルスセンターを見学
 12:00 昼食
 13:00 子供の家キャンプ場を出発
 18:00 バンコク空港到着・全員で夕食
 19:00 解散

自分は3月24日(金)の便で日本へ帰った。
 
3. 考察
目的にも書いたことですが、自分が今回参加するときに一番の目的としていたのは、栗本さんの考えを知り、現地の人々の様子を観察し、スタッフのみなさんの話を聞いて自分なりに支援とは何なのか?人の幸せとは何なのか?地域の発展とは何なのかということを考えることでした。実際に、参加してみていろんな情報を得た上で考えて感じたことを書きます。
 まず、はじめの数日で感じたのはカンボジアの人々には支援というものは本当に必要なのだろうかということ。彼らは実際にその場で生活し、力強く生きている。彼らには彼らなりの幸せがあり、考え方がある(それが、どのように僕達先進国の人間から見えたとしても)。それを否定することは誰にも出来ない。支援とは何なのかということがよくわからなくなった。
 いろいろ考えた上での自分の答えは、結局は栗本さんの受け売りのようになってしまうのだが、支援とは「〜してあげる」ではいけないということ。これは、例えば現地の他のNGOによって作られた施設などをみても分かることなのだが、そこに何かをしてあげるという行為をしてしまうと現地の人々はそれを絶対に拒否することはない。それを拒否すると支援が得られなくなるかもしれないから。でも、そのような支援は本当の意味で現地の人々のためにはなっていない。結局は一時しのぎで、予算がなくなればいなくなってしまう。そんな支援では、ポイペットのような地域が発展することはありえない。だから、教育をベースにした現地の人と供に作り上げていく栗本さんのやるようなNGO活動が重要なのだということを感じた。そして、それもただ学校を建てたり、先生に給料を上げたりするのではなくて現地の人が中心になってやるように、現地の人ともに考えて知識を教授していく。そういう意味で、栗本さんの活動の方針というのは説得力があったし、効果を挙げつつあるとも思った。支援とは、相手を否定するところからは生まれない。これは、人対人の関係でも生じうることで、ひとに何かを伝えたいときに相手を否定しても絶対にそれは伝わらない。否定したら相手のプライドを傷つけるか、嫌われるかするだけである。相手の立場になって、一緒に考えて、それで自分の持っている知識、考えていることを伝えながら一緒に考えるようにする。これが重要なのではないだろうか?という結論に至った。このような考えに基づいた支援活動が行われることによって、カンボジアという国は(少なくともポイペットは)発展していくのだろうということを感じました。もちろん、教育だけでは生じているすべての問題を解決できるわけではありません。しかし、人身売買、衛生状態の悪さから来る感染症による死者、小学校中学校を卒業しても職業が無いこと、などのほとんどの問題の根底にあるのは教育であり、これが基礎となるものなのだということを感じました。

4. 感想
 考察では自分がこのスタディーツアーで感じたことを全て書くことは避けたのですがなかなかうまくまとまらず、申し訳ないです。今回のツアーで得た経験、考えこと、聞けた話は自分のこれからにとって非常にためになるものであったと思います。本当に参加してよかったです。

5. 謝辞
 今回このような体験をできたのも、このスタディーツアーを企画してくださっている栗本さん、参加するに当たってスタッフの方々との仲介をしてくださったマイチケットの藤原さん、それから、現地スタッフの皆様のおかげです。本当にありがとうござ