NGOが企画するスタディツアーに、障がい者から参加の問い合わせがあった場合どう対処するのか、日頃からこの課題に向き合うNGOのツアー担当者を対象に「障がい者とスタディツアーを考える」をテーマにした経験交流会を実施します。同じテーマで三回の経験交流会を予定しています。それぞれの回に耳の聞こえないろう者、視力障がい者、車椅子を利用する身体障がい者に参加していただきます。和光大学のロバートリケットさんのご紹介で、積極的に海外旅行をしている障がい者に参加を依頼します。障がい者から見るとスタディツアーのどんなことが不便なのか、その不便は取り除くことができるのか、具体的な事例をあげて検討することがこの経験交流会の目的です。
「障がいは不便なことではあっても、不幸なことではない」とよく言われます。不便を取り除けば自由に参加できるはずです。しかし、現地の事情は一様ではありません。そして障がい者の事情にも様々なものがあります。まずは、参加を希望する人に受け入れ先の村の事情を伝え、障がい者の事情をしっかり聞いて話しあうことが大切です。その上で納得できる判断が求められます。
スタディツアーで訪れる村では村人のお世話になります。ほとんどの村の普段の暮らしは、バリアフリーではありません。デコボコの道があったり、急な坂道があったりします。NGOのツアー担当者は、ツアーの安全と円滑な進行を目指しています。それとともに現地の村の人々の世界観と慣習に気を配っています。スタディツアーのパンフレットを見ると参加資格の欄に「旅行保険に加入できる方」「健康に自信のある方」「軽いトレッキングができる健康な方」「夜行列車を含む行程にたえうる人」といった文字が並んでいます。スタディツアーには様々な条件や制約があることも事実です。
今までのスタディツアーは健常者を中心とした基準に基づいて行われていました。目の見えない人が参加しても大丈夫だろうか、耳の聞こえない人が参加したらどうなるのだろうか、村に行ったら車椅子は役にたたないかもしれない・・・・これから障がい者が気楽に参加できるように、このようなスタディツアー企画者の心配を率直に語り合いましょう。
障がい者の参加によって、NGOのスタディツアーの世界が豊かに広がることを期待しています。
参加者のコメント
懇談会のお誘いありがとうございます。主旨を確認しましたが、とても興味深い内容です。ちょうど私も、ある旅行会社に旅行申し込みましたが、聞こえないという理由で、断られてしまいました。初めての経験で、とてもショックでした。まさか私にこんなことがあるなんて思ってもいませんでした。でも諦めずに探して、やっと受け入れてくれる旅行会社を見つけることができました。是非とも私の経験談を聞いていただけると嬉しいです。
【実施要項】
第1回 経験交流会
| 日 時 | 2011年10月15日(土) 14:00-16:00 |
場 所 |
和光大学 A棟10階の第4会議室 |
参 加 |
ろう者:和光大学1年(女性) 和光大学4年(女性) |
| 共 催 | 特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 株式会社マイチケット |
【お問合せ】
マイチケット Tel 06-4869-3444 担当:金谷
マイチケットへのメール →こちら
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