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2012年 リランガ・カレンダー

タンザニアを代表するマコンデ美術の巨匠、故ジョージ・リランガのバティック画を使ったオリジナルカレンダーです。リランガのモチーフは、シェタニ(精霊)と人間との関わりで、そのユニークで愛らしいシェタニたちの姿は多くの人を魅了しています。彼の絵にはそれぞれお話があるはずなのですが、残念ながらこの絵のお話は残っていませんでした。なので、祖父ジョージ・リランガの後継者として活躍中のヘンドリック・リランガに「どんな話かな?」ときいてみたところ・・・

<おはなし>

お医者さんが喉の痛みを治してくれるよ
 
DAKUTARI ANAMSAIDIA MGONJWA WA KOO

リランガカレンダー

 

恐がっちゃいけないよ
喉が痛いなら見せてごらん
ほらほら大きく口をあけて
助手たちも手伝うよ
自分の口の中を気にしているのもいれば、
間違ってお医者さんを押さえている
おっちょこちょいもいるけど、
まあとにかく大きく口をあけるのだ
おお、腫れているね
塩を口の中に入れて
きれいにゆすげば
あしたには
すっきりさっぱりよくなるさ



(コピーライト:金山麻美)


※日本とタンザニアの祝日を併記しています。(青=タンザニア/赤=日本)
※スワヒリ語の月表示を表記しました

※サイズ:A2(420mm×594mm) 片面カラー印刷

【ご注文方法】

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ジョージ・リランガ(George LILANGA)について

シェタニ=精霊をモチーフにした芸術家といえば、ジョージ・リランガを忘れるわけにはいかない。タンザニアはマサシ出身のマコンデ人で1934年生まれ。家業はサイザル農家だったが、「男達は、昼過ぎに畑仕事から戻ると、彫刻をしはじめる。バナナの葉の屋根の小屋の下でね」という環境だった。リランガ自身も幼い頃にキャッサバを木のかわりにして見よう見まねで彫り始めたそうだ。1972年にダルエスサラームに移住し、ニュンバヤサナー(芸術の家)の作家の一人となってからは、マコンデ彫刻だけでなく、バティック、油彩画、エッチングなども始めた。現在はフリーの作家となり、日本を始め世界各地で作品展を行ってきた。その図柄はどれも頭がたくさんあったり、舌が2枚あったりする奇妙な格好のシェタニなのである。だが、どれも憎めない顔をしているし、その笑顔にはこちらまで引き込まれてしまうという効用がある。

リランガの絵には一つ一つお話がある。それは、夜中にリランガが眠っている時にやってきたシェタニのしでかしたことだそうだ。シェタニたちは、空を飛んだりもするが、太鼓で踊る、水汲みに行く、畑仕事や夫婦喧嘩をする、病気になるなどと、人間たち(特にタンザニアの)にとても似ている。その構図の大胆さや、色使いの楽しさなどとともに、親しみやすいシェタニたちがリランガ作品の魅力の一つとなっているのだろう。

2000年に大病で長期入院し、一時は危ない状態の時もあり、両足を切断したが、その後、リハビリに励み、今では車椅子を足にして動いている。2001年9月ダルエスサラームで初の個展が開かれ、健在ぶりを示した。

1986年以来、毎年リランガの絵でカレンダーを作成している。2色刷りの楽しい作品で、ご好評をいただいている。このガイドブックにもこれまでのカレンダーの絵などを使わせてもらっている。

リランガカレンダーにご関心のある方は、JATAツアーズまでご一報を。

残念なことにリランガは2005年6月27日に帰らぬ人となってしまった。

JATAツアーズのホームページ「タンザニアの芸術家たち」から抜粋)

リランガ

エルメスのスカーフになったリランガ(写真上)
         →詳しくは、ブログ「タンザニア徒然草」へ

2010年リランガカレンダー これまでのリランガ・カレンダー

      2011年 「花を見せている精霊

      2010年 「食べ物と水を求めての長い旅
 
      2009年 「出かける前には必ず鏡を見る
 
      2008年 「たくさんとれた収穫の喜び

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