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◆◇◆ 『ジャンボ!(=こんにちは) 松野下です! 第11回』◆◇◆


<ウズングワ山国立公園>

みなさん、こんにちわ。松野下です。

今日のお題はウズングワ山国立公園(Udzungwa Mountains National Park)、

数多くあるタンザニアの国立公園のうち最も新しい公園であり、また動物ではなく、

山々を保護の対象とした初めての国立公園でもあります。

その目的の通り、国立公園に指定されている地域は深い緑が印象的な手付かずの

山々。

ダルエスサラームから、以前ご紹介したミクミ国立公園を通り越して、さらに走る事

2時間ばかり、ミクミの町を通り過ぎ、南に下って未舗装道路に入ってからもなお

1時間ばかり走ると国立公園に到着です。ここまでダルエスサラームから約6時間。

未舗装道路に入ったあたりから、道路の両脇には、バナナ、パパイヤ、キャッサバ

その他もろもろの野菜・果物が混植されている畑が続き、その所々に民家が点在し

ています。

右手にはすぐ側に緑豊かな山々、また左手の遠くのほうを眺めると、この地域の

特産物であるmpunga(スワヒリ語で”米”の意味)を栽培している田を眺めての

ドライブとなります。

そんなところを走る事1時間弱、右手にウズングワ山国立公園の入り口を示す緑色

の看板がみえたら、そこが本部。ウズングワの中にはホテルは無く、訪問者はテント

をはって、キャンプをすることになります。

ウズングワで楽しめる事は、次の2点。ひとつはいくつかの立派な滝を見ることがで

きること、そして、この地域にしかいない動物を見ることができることです。

今回私達が行ったのは、サンジェというところにある、高さが20メートルほど

もあると思われる、大きな滝です。

そこに行くには、一度国立公園から出て、公園に沿って東側を走っている道を、

ミクミ側に車で数10分戻る必要があります。

何気ない普通の民家が集まったところに車を止めさせてもらい、「こんなところ

から山に登れるんだろうか」と疑問に思いながらも民家の間をぬって坂道を上が

っていくと、山道の入り口が。

そこからかなり急な山道を登ること1時間半、途中開けたところがあり、そこから

木々の合間から滝の一部を見ることができますが、そこからまた一分あまり、

約30分、道無き道を下っていくと、だんだん滝の音が近づき、うっそうとした

山から突然抜けて、右手に滝があらわれます。

滝の正面にある大きな岩に立って、向かいにある滝を眺めてみましたが、かなりの

水量の水が、幾筋かに分かれて、勢いよく頂上から落ちては違う岩に受けられて、

また下に落ちていく様子は、非常に迫力がありました。

しばらく、口を開けて見とれてしまいました。

滝以外で、楽しみなのが、この国立公園でしか見られない動物。ウズングワ限定

のレッドコロブス(サルの一種、頭の毛が赤いからこう呼ばれるのだが、ウズングワ

限定のイリンガレッドコロブスの頭の毛はダークレッドなのだそう)、

ブッシュベイビー(小型のサル?丸い顔、丸い目に大きな耳をもつ)、白黒コロブス

(黒い顔、黒い毛を持つが、顔の周りに白く長い毛が生えていて”長老”のよう)など、

見ることができるそうです。

今回は、山登り中にレッドコロブスだけ見る事が出来ました。

その他、この地域限定の鳥・植物・小動物が多くあるとか。その道に興味のある

人にとっては、たまらないに違いありません。

今回は2泊3日でしたが、行き、帰りそれぞれ1日かかると考えれば、正味中1日、

それだけでは、滝に行っただけで終わってしまうので、のんびりと

森林散策をする時間も入れて、3泊4日滞在するのが良いかもしれません。

では、また来週!!                   松野下 千寿