◆◇◆ 『ジャンボ!(=こんにちは) 松野下です! 第12回 』◆◇◆2000.07.28
みなさん、こんにちわ。松野下です。
先日ジャタツアーズの有力なスタッフの一人、アレックスさんの出身の村に数日
滞在させていただくことができました。その名はルカニ村、アフリカ最高峰の山
として有名なキリマンジャロ山の麓にある、人口1500人ほどの村です。
村の第一印象は、「緑豊かで、その緑と赤土のコントラストが美しい」ことと、
「村人が非常に明るい」こと。
この村は、キリマンジャロコーヒーの最高級豆の産出地で、村人のほとんどが家
のまわりの畑でコーヒーを栽培しているのですが、コーヒーの木は直射日光に当
たらないよう、バナナの木陰で栽培されるので、村全体がバナナの木とコーヒー
に埋もれているといった感じを受けます。また、ルカニ村の人々はお花が好きら
しく、多くの家によく手入れされた花壇があって、それがまた村の雰囲気を良く
していました。
車が一台やっと通れるくらいのレンガ色をした赤土の道の両脇に、バナナの木と
コーヒーの木が混植されている畑がずっと続き、ふと横を見れば手入れされた芝生
と花壇のある家が見える、それがルカニ村を代表する景色といえるでしょうか。
また、タンザニア人は概して明るい人達で、ダルエスの町などでも気軽に挨拶を
してくる人が多いのですが(冷やかしで挨拶をする人もいないではないですが)、
ルカニ村の人も例外にもれず皆さん気さくな、おしゃべり好きな人達で、村を歩
いていても「やあ、やあ、元気?」といった感じで声をかけてくれる人が多く、
うれしくなります。
天気がよければ、昼にはキリマンジャロ山を、また夜には満天の星を見ることが
できるのですが、残念ながら今回見ることができたのは初日だけ、他の日は悪天候
に見舞われ全く見ることはできませんでした。
悪天候といえば雨。この時期雨が降ることは普通はないらしいのですが、私が村を
訪れてから3日は曇りと雨。雨が一旦降ると、気温は下がるわ、外を歩けば赤土で
どろどろになるわ、赤土がついて靴底の厚さが2倍になるわ、車は動かないわで、
大変です。アフリカといえば、「暑い」イメージしかお持ちではないかもしれませ
んが、それは全くの間違いで、少し高地になれば驚く程寒い!
ルカニ村は標高1500mのところにあるので、朝晩などはぐっと冷え込みます。
今回はそれに加えて雨が降ったので、さらに気温は下がり、服を2枚着込んだ上
にダウンジャケットを羽織ってもまだ寒さを感じるぐらいでした。
今回、滞在できたのは、3日間だけでしたが、コーヒーを有機栽培している地域
を訪れたり、ムベゲと呼ばれる、食用バナナから作られる地酒を飲みながら
ルカニ村の年配の先生とおしゃべりしたり、日曜の礼拝にお邪魔して(ルカニ村
はキリスト教徒の村です)、「日本からお客が来ました」と200人ほどの村人の
前で紹介されたり、料理をおそわったり、寒さの為にエンジンが動かなくなった
車を村人の皆さんに手伝ってもらって押しがけしたりと、内容が盛りだくさんで、
楽しく過ごさせていただきました。
ジャタツアーズが6月末まで参加者を募集していた「農村滞在と民族音楽ツアー
2000」でも、この村を滞在地として盛り込んでいます。
参加者の皆さん、楽しんでください!
では、また来週!