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◆◇◆ 『ジャンボ!(=こんにちは) 松野下です! 第13回 』◆◇◆


<キンゴルウィラ村>

みなさん、こんにちわ。松野下です。

今週は、先週に引き続き、ジャタツアーズのスタッフの故郷を取り上げます。

今日は、ジャタの会計担当のグビさんの出身地、キンゴルウィラ村です。

キンゴルウィラ村は、ダルエスサラ-ムから車で2時間ほどのところにある小さな村で、ダルエスとモロゴロを結ぶ幹線道路沿いにあります。

村には、小学校、日用品をそろえたキオスク(売店)、バー、野菜売り(屋外に木でつくった屋根付きの商品台を設置し、トマトやたまねぎなど基本的な野菜を一盛り一盛り並べて売っている)があるくらいで、特にこれといったものは何もあり

ません。
 アレックスさんの村と大きく違うところは、ルカニ村が民家と畑の混在した村でるのに対し、キンゴルウィラ村人の畑が、民家からかなり離れたところにあるということです。

これは、前ニエレレ大統領が若かりし頃に興した、ウジャマー政策のなごりです。グビさんの畑は、家から徒歩45分ほどのところにあります。畑というより、

一帯といった方が良いような、広い畑です。植えられている作物は、とうもろこし

(日本で手に入るようなスイートコーンではなく、こちらのとうもろこしは、硬く、

色は白っぽい)、キャッサバ、パパイヤ、バナナ等。雨期の後には米を植えるのだとか。灌漑施設はなく、畑に水をやるのは全て天任せ。これからは、果実の木々を増やしていこうと計画しているとのことです。

 最近、ドイツ人がグビさんの畑の近くを買い占め、ローズジュースという飲み物を作るために、大量に花(バラだと思うが、確かではない)を作っているそうです。グビさんも、

「畑を売らないか」と持ちかけてられたそうですが、断ったとか。そのドイツ人は、他にも有機栽培でレモングラスなどのハーブを栽培して、自国に輸出しているのだそうです。一帯トウモロコシ畑の只中に、きれいに手入れされて、スプリンクラーの回っている

 彼らの畑はなんだか場違いのように感じ、それをグビさんに伝えると、「でも、今まで無かった防風林を植え始めたのは、彼らだよ。僕もそれはいい案だと思うんだ」と、決して悪い事ばかりではないと言っていました。

 グビさんの家は、幹線道路から2分ほど歩いたところにあり、家には現在弟夫婦2組と彼らの子供が住んでいます。グビさんは長男ではありませんが、お兄さんが亡くなってしまったので、今は家の家長。ダルエスに住んではいても、村に住む自分の兄弟・姉妹・親戚達の面倒をみなければなりません。いつも、オフィスでは困った顔をして仕事をしているグビさんですが、一族の中では、やはり家長。威厳があり、頼れる存在でした。

では、また来週!!   松野下 千寿