
8月21日。今日から3泊、いよいよ農村滞在です!私を含めて14名は4グループに分かれ、それぞれ違う村へ滞在します。ルカニ村、キンゴルウィラ村、テマ村、ブギリ村の4村です。ルカニ村、テマ村はキリマンジャロの麓にある村で、うち、ルカニ村はジャタツアーズのスタッフであるアレックスさんの故郷です。キンゴルウィ
ラ村はミクミ国立公園の近くに位置し、同じくジャタツアーズのスタッフ、グビさんの故郷です。私が滞在したのはブギリ村です。ここは前々号でお話ししたザウォセさんの故郷で、内陸のドドマの近くに位置します。ザウォセさんを生んだ村ということもあり、音楽的才能に恵まれた人が多いという話もきいていたので、とても楽しみで
す。
ザウォセさんの家族である、タブさん、ジュリアスさん、そしてタブさんの赤ちゃんのハッピーの3人と一緒にダルエスサラームを出発!日本人のメンバーは私を含めて4人です。バスで約8時間かけて村へ向かいます(これまた遠い!)。バスは、実はそんなに期待していなかったのですが、、日本のバスよりいいかも!?というのは、
日本の高速バスと内装は同じような感じですし、道中はお菓子やジュース、ミネラルウォーター等のサービスもあるのです。もちろん、全てのバスがこんなかんじではなく、通常、現地の人が使うのはダラダラと呼ばれる乗り合いバスです。乗り物に弱い私にとっては、村までの道のりはなかなか厳しいものでした。道はアスファルトで舗
装されていないところが大半なので、8時間ぐわんぐわんと揺られ続けました。
これだけ走っていると、景色も徐々に変わってきます。初めは緑色の草が辺り一面に生えていたのですが、内陸へ進んで行くにつれて、草は少なくなり、赤茶の土が多い景色を経て、砂色の景色へと変わっていきます。そして、周りには木もなく、大きな建物など全くない場所でストップ。どうやらここで降りるようです。こんなところ
で生きていけるんだろうか・・・。ちょっと不安・・・。すぐ前の小さな建物の前にはたくさんの人が集まっています。いったいタブさんたちとどのような関係なのかさっぱりわからなかったのですが、バナナビールで酔っぱらい気味のおじさんたちがどんどんスワヒリ語で話してきます。私は全くスワヒリ語はわからないのですが、こんな
ときは参加者の一人Tさん(スワヒリ語を勉強している学生さん)の出番です。名前の言い方、挨拶などを教えてもらい、ほんのちょっとですが、会話がなりたちました。
また、ジャタツアーズの発行しているガイドブックを見せてあげると、自分たちの村の名前(BUIGIRI)の文字を見つけてとても喜んでいました。子どももすごくかわいくて、だっこさせてもらいました。ティッシュなんてものは普通の家にはないので、鼻水がかりかりなのですが、これも子どものチャームポイントでしょう・・・。とり
あえず、人は皆親切そうで、明るい人たちばかりでしたので、なんとかなりそうかな?
さて、井戸端会議もそこそこに、今日から3日間お世話になる家まで歩いて向かいます。20分ほどひたすら乾燥した道をすすみます。そうすると、前方から子どもが二人走ってきます。近所の子かと思ったら、タブさんの親戚の子で、わざわざ私たちの荷物持ちに来てくれたようです。体は小さいけど力持ちです!
しばらく歩くと、はるか前方に家が数件集まっているのが見えました。ここが3泊お世話になる家です。タブさんが大声で家の方へ向かって叫ぶと、家からわらわらとたくさん人が出てきました。タブさんのお母さん、兄妹、親戚の子たちです。挨拶を軽く済ませ、まずは荷物を置きに部屋へ案内してくれました。実は、タブさんは今バガモヨに住んでいるので、今回は里帰りになります。ですので、私たちと同じ部屋に泊まることになりました
(タブさんの赤ちゃん、ハッピーも)。部屋にはベッドが2つと大きいマットがひとつ用意されており、小さな窓がひとつあります。電気はないので、ランプが用意されていました。想像していたより全然しっかりした家です。村の全ての家がそうではないと思うのですが、ここは柵の中に6つ程家が建っており、親戚同士が集まって住んでいるようです。四角い柵の内側沿いに家が建ち、その中心に牛やヤギ、ロバなどの囲いがあります。家畜は家の宝という考え方からでしょうか?
朝から夕方にかけては囲いから出して放牧させているのですが、夜には男性や子ども達がここに集めてきます。この囲いが工夫されており、その辺にたくさん生えているとげとげの枝を積み重ねてつくってあるのです。周辺には太い木はあまりないのですが、なければないなりにこうやって補えるんだな、と感心しました。
次回は、ブギリ村で見てきたいろいろな光景、ブギリ村で体験したいろいろなことをお話ししたいと思います。お楽しみに。